BOUQUETFRAGRANCE’S BLOG 1

オリジナルストーリーを中心に紹介します。

グランドティトン 可愛いイギリス産の男馬

絵美子さんは、かわいらしい競走馬を求めて、新たにGoffs(ゴフス)からサラブレッドを購買することになりますが、折からのコロナウイルスで感染・蔓延防止の観点から、派遣・来場での購買ができないことから、オンラインで購買することにしたのです。

アメリカ合衆国アラスカ州・アンカレッジ市生まれの、絵美子さんは、数年前に馬主になった人間で、本業は学業であり、大学にも通学したり、コロナウイルスが拡大して以降、テレワーク及びリモートオンライン授業をするようになっており、学士号をとれるようにしている、女の子の人間です、現在は、北海道・石狩振興局管内の千歳市に在住しています。)

今回は、多数のサラブレッドが上場されており、コートデュローヌなど数頭の産駒が上場されていました。

 

ついに、コートデュローヌ No2023(競争名・グランドティトン 毛色・鹿毛・牡 イギリス・サフォーク州・ニューマーケット近郊 ジャモントファーム生産)が上場されてセリにかけられ、絵美子さんも応札しました。

絵美子さんは、コートデュローヌ No2023(競争名・グランドティトン)を、落札させたのです。

 

今回・コートデュローヌ No2023(競争名・グランドティトン 毛色・鹿毛 牡)は、父がタイムテスト TIME TESTであり、母がコートデュローヌ COTES DU RHONE で、母・コートデュローヌ COTES DU RHONEは、現役時代・フランス人の所有馬として、イギリス競馬で活躍し、フランス競馬にも参戦させた流転の持ち主の牝馬で、14戦14勝の成績を残した、実力派の牝馬です。

母馬名の、コートデュローヌ COTES DU RHONEとは、フランス南部のワインのAOC名であり、正式には、コート・デュ・ローヌであり、コート・デュ・ローヌおよび、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュを生産しているワインの産地でもあるというのです。

今回・指定銀行の口座に絵美子さんの銀行口座から、馬代金を口座振替で支払いました。

コートデュローヌ No2023(競争名・グランドティトン)の父・タイムテストTIME TESTは、過去にも日本人所有馬の生産用に繁殖牝馬を種付交配させたことがあるが、ほとんどが、日本で生産された元・競走馬であり、イギリスで種付け交配・生産された馬は、イギリス人など一部に過ぎなかったのです。

 

今回・コートデュローヌ No2023(競争名・グランドティトン)を日本人馬主が競り落とした事は、イギリス人などの、ヨーロッパ調教馬として多くを送り出しているほかの、コートデュローヌ COTES RHONE 産駒の馬主に衝撃を与えたのです。

 

コートデュローヌ No2023(競争名・グランドティトン)は、飛行機で海を渡り、日本に来ました。

 

新千歳空港に到着後、馬運車で、胆振総合振興局管内の厚真町にある、動物検疫所・北海道 東北支所 胆振分室指定の検疫検査機関 社台ホースクリニックに移動し検疫検査を済ませた後、ノーザンファーム(いずれも、同管内・勇払郡・安平町)に移動して、育成・調整をしたのです。

産地馬体検査(第3回)を受けた、コートデュローヌ No2023(競争名・グランドティトン)は、預託契約先を栗東トレーニングセンターの厩舎に決めていて、関西馬として所属することになり、交わしたところです。

 

ついに、コートデュローヌ No2023が新規競走馬登録を受け、馬名がグランドティトンに決まったのです。

 

馬名のグランドティトン(Grand Teton)とは、アメリカ合衆国ワイオミング州で2番目に高い山の名であり、ワイオミング州西部に位置する国立公園の名前です。

(もちろん、同国立公園内で最も高い山の名前でもあります。)

 

絵美子さん「グランドティトン、かわいい馬でいてほしいね。」

コートデュローヌ No2023 「Neigh、Yes、コートデュローヌ No2023」

 

ゲート試験を受けた、グランドティトン(コートデュローヌ No2023)は、見事に合格、17頭の内・2頭が同試験不合格になる中、15頭の合格馬の1頭になったのです。

 

いよいよ、メイクデビューが行われ、グランドティトンもゼッケン・1番をつけて出走します。

 

想像力の山の名前が馬名の由来のグランドティトン(コートデュローヌ No2023)が、いよいよ、メイクデビュー京都に出走します。

 

改装工事を終えて完成した、京都競馬場のゲートに1番ゲートに誘導された、グランドティトンも枠入りを完了しました。

 

グランドティトンなど奇数番号の馬がゲート内に入っており、偶数番号の馬もゲートインしていきます。

 

残る2頭もゲートインを終えました。

 

発馬(ゲートオープン)と同時に、メイクデビューがスタート切りました。

 

1番のゼッケンをつけた、グランドティトン(コートデュローヌ No2023)は先頭に立ち、2馬身から3馬身差を挙げてリードを守り切ります。

 

最終コーナーを過ぎ、直線コースを過ぎますが、以前・グランドティトンが先頭に立っているが外から、ノッポロダイオーが襲い掛かってきて、100mを過ぎ並んでゴール板を過ぎていて際どいレースとなり、写真判定に持ち込まれました。

 

写真判定の結果、鼻差でグランドティトン(コートデュローヌ No2023 )が1着となり、ノッポロダイオー(キタアカリの2023)は2着に終わり、3着にはハルノオガワ(ファンディーナの2023)が入りました。

 

絵美子さん「やった、グランドティトンが勝ったわ。」

 

正嗣さん「ちくしょう、ノッポロダイオー、写真判定で2着、次走は勝利させる。」

 

秀正さん「惜しい、ハルノオガワ、 3着か。」

 

麻美子さん「シオジノサザナミ 4着で終わり、くやしい。」

 

メイクデビュー 京都(京都競馬場

 

WINNER グランドティトン(Grand Titon=アメリカ合衆国ワイオミング州で2番目に高い山の名前・コートデュローヌ No2023 )

父・タイムテスト TIME TEST(時間試験) 母・コートデュローヌ COTES DU RHONE(フランス南部のワインのAOC名)毛色・鹿毛 牡・2歳 

2023年4月13日(日本時間・2023年4月14日)生まれ 生産者・ジャモントファーム

(イギリス・サフォーク州・ニューマーケット近郊)・所属 栗東トレーニングセンター関西馬

2ND ノッポロダイオー(Noppro Daiou= 野幌・北海道 石狩振興局管内・江別市の地名+大王・キタアカリの2023)

父・シスキン SISKIN 母・キタアカリ KITAAKARI 毛色・黒鹿毛 牡・2歳 2023年4月16日生まれ・生産者・白老ファーム

(北海道・胆振総合振興局管内・白老郡・白老町)所属・美浦トレーニングセンター 関東馬

3RD ハルノオガワ(Harunoogawa=春の小川・ファンディーナの2023)

父・イスラボニータ ISRABONITA 母・ファンディーナ FANDINA 毛色・青鹿毛 牡・2歳 2023年5月2日まれ 生産者・谷川牧場(北海道・日高振興局管内・浦河郡浦河町)所属・栗東トレーニングセンター関西馬

4TH シオジノサザナミ(Siojinosazanami=塩路の漣・カオリノクイーンの2023)

父・ノヴェリスト NOVELIST 母・カオリノクイーン KAORINOQUEEN 毛色・鹿毛 牡・2歳 2023年4月21日宇生まれ 生産者・追分ファーム(北海道・胆振総合振興局管内・勇払郡・安平町・追分向陽)所属・兵庫県競馬組合 園田競馬場地方競馬からの参戦。)

 

絵美子さん「おめでとう、グランドティトン。」

コートデュローヌ No2023「Neigh、Win、 V、コートデュローヌ No2023。」

 

正嗣さん「ノッポロダイオー、写真判定で2着に終わった、本当に残念でならず、ちくしょう。」

キタアカリの2023「ヒヒ~ン、おのれ、次走は勝利してやる、キタアカリの2023。」

秀正さん、「ハルノオガワ、3着、残念。」

ファンディーナの2023「ヒュヒュ~ン、残念・3着、次走は勝利する、ファンディーナの2023。」

麻美子さん「シオジノサザナミ、なんで4着に終わった。」

カオリノクイーンの2023「ヒュヒュヒュ~ン、ちくしょう、次走は勝利してやる、カオリノクイーンの2023。」

 

メイクデビューの表彰式が行われ、1着賞金が、絵美子さんにわたった。

ドーピング検査でも、禁止薬物は見つからなかった。

(ただ・最下位に終わった馬から、禁止薬物が見つかり、出走を停止した。)

 

絵美子さん「グランドティトン、勝利できてうれしい。」

コートデュローヌ No2023「Neigh、Yes、コートデュローヌ No2023、ブルルルルルル。」

絵美子さん「次走も、しっかり走って、2勝目を挙げていこうね、なあ、グランドティトン。」

コートデュローヌ No2023「Neigh、Yes、V2、コートデュローヌ No2023。」

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