BOUQUETFRAGRANCE’S BLOG 1

オリジナルストーリーを中心に紹介します。

オセアニア州・オーストラリアで生まれた、ウートンバセットが父の産駒 ベッラミンニNo2047(10)

9月初旬(2日) 札幌市中央区北16条西16丁目1-1にある、札幌競馬場で、札幌の2歳チャンピオンを決める、札幌2歳馬チャンピオン決定戦 農林水産大臣賞典・札幌2歳ステークスが行われたので、北海道の馬主さんは、持ち馬を携えて、札幌競馬場へ。

 

まず、優広さん・ファンタジーちゃん(赤ちゃん)・弓子さん・アリスさん・裕美さん・グラシアさん・白銀さんは、渡島総合振興局管内・二海郡・八雲町から、JR北海道・函館線 特急「北斗」(キハ261系1000番台)で札幌まで移動し、札幌駅から、ジェイアール北海道バス・52系統 琴似工業高校前行で桑園駅前に移動し、札幌競馬場前行無料送迎バス(ジェイアール北海道バスに運行を委託)で、札幌競馬場へ来ました。

(夫・正雄さんは、あいにく噴火湾での漁の都合からおいでになりませんが、テレビかラジオで応援馬の観戦を船内でします。)

若君さんは、百合子さん・征一さん・沙美佳さんは、石狩振興局管内・石狩市・花川南から、北海道中央バスで大通へ出て、地下鉄・東西線で二十四軒まで出て、ここから札幌競馬場行無料送迎バス(ジェイアール北海道バスに運行を委託)で札幌競馬場に入ります。

久蔵さんは自宅である、後志総合振興局管内・余市郡・仁木町の果実園での剪定作業の都合からお見えになりませんが、妻の由美さんが札幌競馬場に来場し、競走馬の応援をします。

秀彦さんは、釧路総合振興局管内・釧路市阿寒町からマイカーで来場しますが、瑞秀さんは、用事の都合で来られないとのことです。

千一郎さんは、出走予定だったトリノプリンス Torino Prince=トリノ(イタリアの地名)の王子という意味が、病気のため出走取り消しになったことから自主投票することにしました。

定一さんは、道北バス高速あさひかわ号(北海道中央バス旭川電気軌道道北バス・ジェイアール北海道バス)を乗り継ぎ、大通から地下鉄・東西線で二十四軒に行き札幌競馬場行無料送迎バスで同競馬場入りしました。

誠彦さんは、根室振興局管内・目梨郡羅臼町から、前日・マイカーで来ましたが、札幌到着の朝には道路混雑のため遅延しましたが、無事に札幌競馬場に着きました。

札幌競馬場・スタンド2階の、札幌グランドホテルレストラン 札幌競馬場店でお昼ご飯をします。

優広さんはうな重を、ファンタジーちゃん(赤ちゃん)は麻婆豆腐かけご飯を、弓子さんは、海老かき揚げ蕎麦を、裕美さんは、五目あんかけご飯を、アリスさんはシーフードフライプレートを、グラシアさんはシーフードカレーを、白銀さんは豚肉のおろしポン酢丼を注文し、賞味しました。

 

若君さんも札幌グランドホテルレストラン 札幌競馬場店で、ステーキランチプレートを征一さん・百合子さん・沙美佳さんと一緒に注文しました。

 

食事を終えた、優広さんは、札幌2歳ステークスパドックと呼ばれる、馬の下見所に出ました、馬主利用者証を携帯して出かけます。

ファンタジーちゃん(赤ちゃん)を抱っこしている、弓子さんは勝馬投票券窓口(自動発売機)に行って応援馬の勝馬投票券を買います。

 

新潟2歳ステークスの覇者・ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressが、札幌2歳ステークスに参戦したので、優広さんは同馬のご機嫌を伺い、確かめていました。

 

パドックを後に本馬場のある、札幌競馬場のスタンドに来た、優広さん。

 

弓子さんも勝馬投票券を購入して観戦します。

 

ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressら、出走馬・15頭(16頭の予定が、トリノプリンスが出走取り消しのため、15頭での競争になりました。)は本馬場に入場して、返し馬に入り、感触を確かめました。

 

農林水産大臣賞典・札幌2歳ステークスの発走近くになると、スタート地点に、ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressら、15頭が輪乗りを行っていました。

 

生ファンファーレと共に、農林水産大臣賞典・札幌2歳ステークスの枠入りを迎えます。

 

トリノプリンス Torino Princeが出走取り消しになっていて、トリノプリンス Torino Princeがらみの馬券はレース後に返還されるようです。

 

1番人気に支持されていたのは、ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressで、5番ゲートに収まりました。

 

半数近くがゲートに収まっており、最後・ザンギ Zangiが収まりました。

 

ゲートオープンと同時に、農林水産大臣賞典・札幌2歳ステークスのスタートが切られました、出遅れはありません。

 

先行争いに移ると、ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressがいい飛び出しで、先頭に立ちます、マントヴァ Mantovaは2番手についていて、ジェロニモスは、3番手からの競馬になり、1コーナーから2コーナーへと移ります。

 

2コーナーから、800mの標識を過ぎましたが、以前・先頭が、ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressで、5馬身から、8馬身差を広げていて、更に11馬身差を広げて先頭に立っています。

4コーナーから、直線コースに入り、勝負に挑みますが、以前・先頭が、ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressで、リードが11・12馬身差を広げており、このまま逃げ切り体制に入っております。

 

先頭の、ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressが、そのまま逃げ切って1着でゴールイン板を通過、2着には、マントヴァ Mantova が入り、3着には、ジェロニモス Jeronimosが、4着には、リュウオウ Ryuouが、5着にはザンギ Zangiが入りました。

 

優広さん「やった、ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressが勝った。」

若君さん「マントヴァ Mantova、2着なんてくやしい。」

秀彦さん「ジェロニモス Jeronimos 3着、惜しい。」

誠彦さん「リュウオウ Ryuou、4着、残念。」

定一さん「ザンギ Zangi 5着、残念であった。」

 

農林水産大臣賞典・札幌2歳ステークス

優勝 ガドウイックエクスプレス Gawdwick Express(ベッラミンニNo2047 )

2着 マントヴァ Mantova (ディアーティエの2047)

3着 ジェロニモス Jeronimos (ディレヌの2047)

4着 リュウオウ Ryuou(サダヤッコの2047)

5着 ザンギ Zangi(ジェントルレディースの2047)

血統

優勝 父・ウートンバセット 母・ベッラミンニ 牡・2歳 毛色・鹿毛

2着 父・クリソヴェリル 母・ディアーティエ 牡・2歳 毛色・鹿毛

3着 父・スクワートルスクワート 母・ディレヌ 牡・2歳 毛色・黒鹿毛

4着 父・キタサンブラック 母・サダヤッコ 牡・2歳 毛色・鹿毛

5着 父・セイククリズムン 母・ジェントルレディース 牡・2歳 毛色・鹿毛

馬主

優勝 優広さん 渡島総合振興局管内・二海郡・八雲町

2着 若君さん 石狩振興局管内・石狩市・花川南

3着 秀彦さん 釧路総合振興局管内・釧路市阿寒町

4着 誠彦さん 根室振興局管内・目梨郡羅臼町

5着 定一さん 上川総合振興局管内・上川郡・上川町

生産者

優勝 クールモアスタッド・オーストラリア

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州

2着 ノーザンファーム

胆振総合振興局管内・勇払郡・安平町

3着 ストーンフィールドファーム

熊本県菊池郡大津町

4着 ハーモニーストックファーム

根室振興局管内・野付郡別海町

5着 ビックレッドファーム

日高振興局管内・新冠郡新冠

馬名の由来

優勝 正雄さんはタムラマル Tamuramaru=戦国時代の武将で青函航路の船名を命名したいとしたのに対し、弓子さんはミラノストリート Milano Street=イタリアの街通り名を馬名にすることを主張、それに対し裕美さん・アリスさんはエッフェルタワー Etfell Tower=フランスのタワー名を推薦し、グラシアさんはフュッセンリゾート Fussen Resort=ドイツのフュッセンからを採用したいのに対し、白銀さんはノダオイ Nodaoei=渡島総合振興局管内・二海郡・八雲町の集落名を提案したいと云い出し意見が分かれましたが、結局・最終的には、優広さん・ファンタジーちゃん(赤ちゃん)が、命名したいとしていたガドウイックエクスプレス Gawdwick Express=イギリス・ロンドン~ガドウイック エアポート・ブライトン間を結ぶ列車名に馬名が決まりました。

外国産馬関西馬

2着 中世イタリアにて存在した、君主国名を馬名に制定しました。

北海道産馬・関東馬

3着 ポルトガル・首都リスボンベレン地区にある修道院名を馬名にしました。

熊本県産馬・関東馬

4着 竜王を馬名に登録しました。

北海道産馬・関東馬

5着 釧路発祥の鶏の唐揚げの1種を馬名に採用しました。

北海道産馬・関東馬

メンコ

優勝 正雄さんは越渡島(蝦夷地)とシャクシャインの戦いをあしらったものを使いたいと考えたのに対し、弓子さんはヴィットリーオ・エマエーレ2世のガッレリアを提案、裕美さん・アリスさんはエッフェル塔・モンマルトル・クレーストリートをあしらったものを主張、グラシアさんはロマンティック街道・ホプフェンをあしらったものを採用したいと云い出し、白銀さんは噴火湾パノラマパーク・梅村庭園をあしらったものを使いたいと意見が分かれましたが、結局・最終的には、優広さん・ファンタジーちゃん(赤ちゃん)が使いたいとした、Class387系電車「エレクトロスター」・ガドウイック エアポート・ロイヤル パビリオン・ブライトン ピアをあしらったものに決まりました。

優広さん「おめでとう、ガドウイックエクスプレスよ、よく走った、素晴らしい走りを見せてくれた、なあ、ガドウイックエクスプレスよ、えらいぞ、ガドウイックエクスプレスよ!」

ベッラミンニNo2047「Neigh、ご主人様、勝ったぜ、函館・新潟・札幌の3競馬場での2歳ステークスを制覇し、2歳チャンピオンに輝いたぜ、今後も2歳の重賞競走に参戦しながら応援し、故郷・オーストラリア・ニューサウスウェールズ州を想い出して育ててほしい、なあ、ご主人様、大好きだよ、ご主人様、ベッラミンニNo2047、ブルルルルルルルルルルル!」

2着 イタリア・マントヴァ県県都マントヴァにあるソルデッロ広場をあしらったものを制定しました。

若君さん「くやしい、なんでマントヴァ Mantova 2着に敗れるなんて、惜しいことした、マントヴァ Mantova!」

ディアーティエの2047「ヒヒ~ン、おのれ、次走は勝利してやる、ディアーティエの2047!」

3着 ジェロニモ修道院が描かれている。

秀彦さん「ジェロニモス 惜しくも3着、前走は4着に終わったが、今回は3着と優勝を逃しはしたが、よく入賞した、次走は勝利してほしい、ジェロニモス!」

ディレヌの2047「ヒュヒュヒュ~ン、くやしい、次走は勝利を、ディレヌの2047!

4着 竜王の駒が描かれている。

誠彦さん「リュウオウ 4着に終わり無念だよ、次走は勝利したい、リュウオウ!」

サダヤッコの2047「ヒヒヒヒヒヒヒ~ン、くやしい、次走は勝利へ、サダヤッコの2047!」

5着 釧路発祥のザンギ=鶏の唐揚げがあしらわれている。

定一さん「ザンギ 5着に敗れるなんて、惜しかった、次走は勝利しよう、ザンギ!」

ジェントルレディースの2047「ヒュヒュヒュ~ン、くやしい、次走は勝利させたい、ジェントルレディースの2047、ブルルルルルルルルルルル!」

 

その後、農林水産大臣賞典・札幌2歳ステークスの表彰式が行われ、優勝したガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressの馬主・優広さんをはじめ関係者に賞金を贈られました。

ガドウイックエクスプレス・マントヴァジェロニモスの3頭は、検体採取所に行き、尿を採取し検査しました、検査の結果、禁止薬物は見つかりませんでしたが、9着の馬からは、禁止薬物が見つかり、この馬のみ出走停止になりました、また、トリノプリンスが出走取消となり、同馬がらみの馬券は返還されたとのことです。

 

口どり式と呼ばれる、記念撮影式では、ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressは、大きいいななきで喜びの叫びを見せました。

 

口どり式と呼ばれる、記念撮影式が終わり、農林水産大臣賞典・札幌2歳ステークスが、無事終了しました。

 

翌日の日曜日・札幌競馬場では、農林水産大臣賞典・札幌2歳ステークスと同じく、2歳馬対象の競争として、すずらん賞が行われ、シラネカザンが、優勝を逃しはしましたが、2着に入る健闘を見せ、札幌での夏競馬の開催を締めくくりました。

 

函館・福島・新潟・小倉・札幌と、5つの地方での中央競馬会所有の競馬場で行われてきた、夏の2歳競馬シリーズも無事に終了しました。

(11へ。)