BOUQUETFRAGRANCE’S BLOG 1

オリジナルストーリーを中心に紹介します。

オセアニア州・オーストラリアで生まれた、ウートンバセットが父の産駒 ベッラミンニNo2047(8)

8月初旬・新潟競馬場で同月下旬に行われる、新潟2歳ステークスの前哨戦・ダリア賞が行われることを知り、優広さんは、弓子さん・アリスさん・グラシアさん・白銀さん・ファンタジーちゃん(赤ちゃん)と一緒に、JR北海道・函館線 普通列車(キハ40形1700番台・ワンマンカー)で八雲(二海郡・八雲町)から森(茅部郡・森町)へ移動し、森から新函館北斗まで特急「北斗」(キハ261系1000番台)で新函館北斗へ移動、ここから、JR北海道・東日本 東北・北海道新幹線はやぶさ」(E5系・H5系)で、大宮へ、上越新幹線「とき」(E2系1000番台)で上越国境を過ぎて、越後の国・新潟県へ、新潟で白新線E127系E129系・GV-E400系)に乗り継ぎ、豊栄へ、徒歩または新潟交通バスで新潟競馬場へやって来ました。

若君さんも、ダリア賞を観戦しに、石狩市から札幌市・中央区・大通経由でバスで、新千歳空港に行き、ここから、日本航空ボーイング787形・ジャンボジェット旅客飛行機)で新潟空港へ行き、バスを乗り継ぎ、新潟競馬場入りしました。

秀彦さんらと、瑞秀さんらも、釧路市阿寒町網走郡大空町から、マイカーで小樽まで行き、小樽から新潟東までは、新日本海フェリー「あざれあ丸」(「らべんだああ丸」で運航する日もある。)で海路・新潟入りしました。

他に、苫小牧市在住の、清一さんも加わり、北海道の馬主さんは、渡島総合振興局管内・胆振総合振興局管内・石狩振興局管内・釧路総合振興局管内・オホーツク総合振興局管内の、5か所の総合振興局・振興局管内から新潟競馬場に集結したことになります。

優広さんらは、ニルス(Nils)スタンド・4階の、料亭・一〆で刺身盛り合わせ定食でお昼ご飯。

 

日本海の海の幸を賞味した、優広さんらは、満足そうにお昼を過ごしました。

 

暑い盛りの新潟地方ですが、弥彦山や、月岡温泉などの温泉地などがあり、競馬観戦の後、おいしい日本海の幸を満載した、宿泊三昧になります。

 

いよいよ、メイン競走・ダリア賞パドックと呼ばれる、馬の下見所に馬主さんらはむかいます、優広さんらも行き始めます。

 

ベッラミンニNo2047→ガドウイックエクスプレス(父・ウートンバセット)ら、出走馬たちが周回しておりました。

もちろん、ガドウイックエクスプレスという競争名を持つ、ベッラミンニNo2047のご機嫌も、馬主の優広さんが伺います。

 

ガドウイックエクスプレス(ベッラミンニNo2047)「Neigh、ご主人様、よく来たね、ベッラミンニNo2047!」

優広さん「ガドウイックエクスプレスよ、機嫌よく過ごしているか。」

ガドウイックエクスプレス(ベッラミンニNo2047)「Neigh、ご主人様、機嫌よく過ごしているよ、ご主人様、ベッラミンニNo2047!」

優広さん「前走・函館2歳ステークスでは、見事に優勝できたね、今日は、新潟2歳ステークスの前哨戦だから、しっかり優勝を目指そう、なあ、ガドウイックエクスプレスよ!」

ガドウイックエクスプレス(ベッラミンニNo2047)「Neigh、ご主人様、しっかり走るから、応援してほしい、なあ、ご主人様、ベッラミンニNo2047!」

 

ニルス(Nils) スタンドに戻った、優広さん。

 

優広さん「ガドウイックエクスプレス(ベッラミンニNo2047)が、新潟での初勝利を果たせるのか、新潟競馬場初見参のガドウイックエクスプレスが、勝利を漏らしてくれるのか、注目していきたい!」

 

いよいよ、ガドウイックエクスプレス(ベッラミンニNo2047)ら、出走馬たちが、本馬場に入場してきた、果たして勝ち目があるのか、注目したい競走です。

この日・正雄さんは、漁の都合からダリア賞観戦に出られないが、妻の弓子さんらはガドウイックエクスプレスがらみの勝馬投票券を購入しました。

 

果たして、ガドウイックエクスプレスは、函館2歳ステークスに続く連勝を達成できるのか、返し馬に入り走りの感触を確かめた後、スタート地点に入り、輪のりを行って枠入りを待ちます。

 

ファンファーレと共に、ダリア賞のゲートインが始まりました、ガドウイックエクスプレス(ベッラミンニNo2047)は、当然1番人気に支持されており、ゼッケン番号・5番ゲートに収まりました。

半数近くが、ゲート内に収まっていて、最後の枠入りとなっていました、ザンギもゲート内へ。

 

枠入りが完了し、ゲートオープンと同時に、ダリア賞のスタートが切られましたが、出遅れは、さほどありませんでした。

 

先行争いに移るとガドウイックエクスプレス・マントヴァ・ザンギ・ジェロニモス・ヨリノダイオーと並んだ格好になりました。

 

1コーナーのカーブを過ぎ、2コーナーを過ぎて、800mの標識を過ぎました、先頭に移ると、シラネカザンが走っていて、9番人気ながら先頭を走っています。

 

3コーナーから、4コーナーに入り、直線コースに入って勝負ににかかります。

 

先頭のシラネカザン(9番人気)が苦しそうに走っていてずるずる後退しそうでありながら走っていますが、外から、マントヴァと、ガドウイックエクスプレスが襲ってきてシラネカザンをかわしたが、さらに、ガドウイックエクスプレスがマントヴァをかわして、先頭に立ち、2馬身から、5馬身差を突き放して、先頭をキープしました。

先頭に立った、ガドウイックエクスプレスが1着でゴールイン板を通過、人気にこたえました。

 

優広さん「やった、ガドウイックエクスプレスが勝った、連勝だよ。」

弓子さん「ついに連勝したね。」

裕美さん「ついに、連勝を果たしたことになるね!」

アリスさん「わーい、わーい!」

グラシアさん「万歳ですよ。」

白銀さん「うれしいよ。」

ファンタジーちゃん(赤ちゃん)「嬉しいでちゅよ、アププププ!」

若君さん「くやしい、マントヴァ、2着なんて、残念であり、次走は、勝利して見せるからな。」

久蔵さん「シラネカザン 3着と残念、入賞できたのは立派だ、日高産馬復活の勝利を見せたかったのに、オーストラリア産馬にかわされ、次いで胆振総合振興局管内・勇払郡・安平町産の馬にかわされて、3着になった、次走は、勝利して見せる。」

秀彦さん「ジェロニモス、4着に敗れて、残念、次走は、熊本県産馬そして、勝利をして見せる。」

千一郎「トリノプリンス、5着か、惜しいことした。」

定一さん「ザンギ、6着で惜しかった、次走は勝利できるように走ろう。」

 

ダリア賞新潟競馬場

 

1着・ガドウイックエクスプレス GadwickExpress

父・ウートンバセット 母・ベッラミンニ 牡・2歳 毛色・鹿毛

2着・マントヴァ Mantova

父・クリソヴェリル 母・ディアーティエ 牡・2歳 毛色・鹿毛

3着・シラネカザン ShiraneKazan

父・ダノンキングリー 母・ナガノハラジョウオー 牡・2歳 毛色・青鹿毛

4着・ジェロニモス Jeronimos

父・スクワートルスクワート 母・ディレヌ 牡・2歳 毛色・黒鹿毛

5着・トリノプリンス TorinoPrince

父・ニューイヤーズデイ 母・ラディルクーア 牡・2歳 毛色・鹿毛

6着・ザンギ Zangi

父・セイククリズムン 母・ジェントルレディース 牡・2歳 毛色・鹿毛

馬主

1着・優広さん 渡島総合振興局管内・二海郡・八雲町

2着・若君さん 石狩振興局管内・石狩市

3着・久蔵さん 後志総合振興局管内・余市郡・仁木町

4着・秀彦さん 釧路総合振興局管内・釧路市阿寒町

5着・千一郎さん 上川総合振興局管内・上川郡・上川町

6着・定一さん  上川総合振興局管内・上川郡・上川町

生産者

1着・クールモアスタッド・オーストラリア

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州

2着・ノーザンファーム

胆振総合振興局管内・勇払郡・安平町

3着・レックススタッド

日高総合振興局管内・日高郡新ひだか町・静内岡田

4着・ストーンフィールドファーム

熊本県菊池郡大津町

5着・追分ファーム

胆振総合振興局管内・勇払郡・安平町・追分向陽

6着・ビックレッドファーム

日高郡新冠郡新冠

 

馬名由来

1着・正雄さんはタムラマル Tamuramaru=戦国の武将の名で青函航路の船名を馬名にしたいのに対し、弓子さんはミラノストリート Milano Street=イタリアの街通り名を馬名にすることを主張、裕美さん・アリスさんはエッフェルタワー EtfellTower=フランスのタワー名を推薦し、グラシアさんはフュッセンリゾート Fussen Resort=ドイツのフュッセンからを採用したいと考えていて、白銀さんはノダオイ Nodaoei=渡島総合振興局管内・二海郡・八雲町の集落名を提案したいとしたので意見が分かれました、結局・最終的には、優広さん・ファンタジーちゃん(赤ちゃん)が命名したいとしていた、ガドウイックエクスプレス Gadwick Express=イギリス・ロンドン~ガドウイック エアポート・ブライトン間を結ぶ列車名に馬名が決まりました。

外国産馬関西馬

2着・中世イタリアにて存在した君主国名。

北海道産馬・関東馬

3着・群馬県の白根火山に由来。

北海道産馬・関東馬

4着・ポルトガル・首都リスボンベレン地区にある修道院

熊本県産馬・関東馬

5着・トリノ王子という意味(イタリアの地名+王子)

北海道産馬・関東馬

6着・唐揚げの一種

北海道産馬・関東馬

メンコ

1着・正雄さんは越渡島(蝦夷地)とシャクシャインの戦いをあしらったものを使いたいと考えたのに対し、弓子さんはヴィットーリオ・エマエーレ2世のガッレレリアを提案、裕美さんとアリスさんはエッフェル塔・モンマルトル・クレーストリートをあしらったものを主張、グラシアさんはロマンティック街道・ホプフェンをあしらったものを採用したいと云い出し、白銀さんが噴火湾パノラマパーク・梅村庭園をあしらったものを使いたいといい意見も分かれ分かれになりましたが、結局・最終的には、優広さん・ファンタジーちゃん(赤ちゃん)が使いたいとした、Class387系電車「エレクトロスター」・ガドウイック エアポート・ロイヤル パビリオン・ブライトン ピアをあしらったものに決まりました。

2着・イタリア・マントヴァ県県都マントヴァにある、ソルデッロ広場をあしらったものを採用し制定しました。

3着・群馬県の名所 白根火山と鬼押岳をあしらっている。

4着・ジェロニモ修道院があしらわれている。

5着・イタリア・トリノの街があしらわれている。

6着・釧路発祥のザンギ=鶏の唐揚げがあしらわれている。

 

検体採取所にて、上位入賞馬・3頭から尿を採取した結果、禁止薬物は見つかりませんでしたが、8着で終えた馬から、禁止薬物が見つかり、8着馬を出走停止にしました。

 

優広さん「ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressよ、おめでとう、よく走った、連勝だよ、次走・新潟2歳ステークスでも、勝利できるように走って行こう、なあ、ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressよ!」

ベッラミンニNo2047「Neigh、やったぜ、ご主人様、これで連勝を果たしたことになるぜ、次走も新潟2歳ステークスに参戦する可能性もあるから、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州を想い出せるように育成し応援してほしい、なあ、ご主人様、大好きだよ、ご主人様、ベッラミンニNo2047、ブルルルルルルルルルルル!」

若君さん「マントヴァ Mantova なんで2着に敗れるなんて、くやしい、マントヴァ Mantova!」

ディアーティエの2047「ヒヒ~ン、くやしい、なんで2着に終わるなんて、おのれ、次走は勝利てやる、ディアーティエの2047!」

久蔵さん「シラネカザン、3着と敗れたが、よく入賞した、次走は勝利を目指そう、シラネカザン!」

ナガノハラジョウオーの2048「ヒヒ~ン、くやしい、次走は勝利を期待したい、ナガノハラジョウオーの2047!」

秀彦さん「ジェロニモス 4着に終わっていて残念、次走は勝利を。」

ディレヌの2047「ヒュヒュヒュ~ン、くやしい、次走は勝利させたい、ディレヌの2047!」

千一郎さん「トリノプリンス、5着なんて惜しかった、次走は勝利へ!」

ラディルクーアの2047「ヒュヒュヒュ~ン、くやしいよ、次走は勝利して見せる、ラディルクーアの2047!」

定一さん「ザンギ 6着で惜しかった、次走、勝利させよう、ザンギ!」

ジェントルレディースの2047「ヒュヒュヒュ~ン、惜しい、次走は勝利したい、ジェントルレディースの2047!」

 

その後・ダリア賞の表彰式が行われ、1着・ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressの馬主・優広さんをはじめ、関係者らに賞金が贈られました。

口どり式と呼ばれる、記念撮影式では、優勝した、ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressがお立ち台に立ち、ガドウイックエクスプレス Gawdwick Expressの健闘をたたえたのです。

新潟2歳ステークスの前哨戦・ダリア賞が、無事に終了しました。

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